
厚生労働省が平成14年に策定した「医薬品産業ビジョン」では21世紀を「生命の世紀」と位置づけています。 新薬の開発につながる「ゲノム創薬」や、遺伝子をもとにした個人の特性にあった診断・治療・予防・薬の投与を行う「テーラーメイド医療」などが実現することが期待されています。
一方、急速な高齢化の進展により生活習慣病の増加など、疾病構造の変化による治療の長期化、また近年、HIV、SARSなどの予期せぬ感染症の流行など公衆衛生上の問題も多く生じています。
このようなことから、国民の健康や医療に対する関心が高まり、医療用医薬品の情報提供についても効能・効果・副作用・服用方法等のわかり易い、 きめの細かい情報の提供が希求されております。
当社は、昭和46年(1971年)から製薬メーカーなどの医療関連企業と共同で日本全国の医療施設や薬局・薬店及びそこに従事する医師・歯科医師・薬剤師などの先生方の基本的な情報を内容とするデータベース(メディカルデータベース=MDB)を構築・整備しています。
このメディカルデータベース(MDB)は医療の中心的存在である医師・歯科医師・薬剤師の先生方に速に医薬品や医療機器の情報、 すなわち“先生方が医師・歯科医師・薬剤師としての使命を果たすために必要な情報”を提供することを目的に作成されたものです。
本来、医療というものは患者さんを中心に、その患者さんのために行われなければならないことは論をまちません。メディカルデータベース(MDB)は、こうした医療の理念のもとに、医薬品の緊急安全性情報やドラッグインフォーメーション(DI)などを先生方に漏れなく、 しかも迅速に伝達することによって、当該の患者さんの診療に役立てていただくことを目的としています。